最初のパートナー・城地農産 — 25年の特別栽培、循環する土づくりと地域への想い
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ベルタマルシェ最初のパートナーは、北海道南幌町(なんぽろちょう)の城地農産(じょうちのうさん)。2001年から25年続く特別栽培、注文を受けてから精米する「今摺り米(いまずりまい)」、そして食品残渣を土に還す循環型栽培——田んぼの中にも外にも、こだわりがつまった北海道の先進農家です。
3本の川に囲まれた米どころ、南幌町
城地農産があるのは、北海道・南幌町。札幌から車でおよそ35分、石狩川・千歳川・夕張川という3本の川に囲まれた、米づくりに恵まれた田園地帯です。
南幌町の開拓は明治中期、1886年ごろの入植にさかのぼります。その後1893年には、旧角田藩主の石川邦光が人々を率いて開拓を進めました。およそ140年、米づくりが受け継がれてきた土地です。
お米だけじゃない、城地農産の畑
城地農産の経営面積は82.6ha——東京ドーム約17個分。南幌町の平均(約33ha)の約2.5倍にあたる、北海道でも有数の大規模複合経営です。育てているのはお米だけではありません。小麦や大豆に加え、町を代表する白いスイートコーン「ピュアホワイト」や黄色い「あまいんです」、さらに数種類の無農薬ミニトマトまで。四季を通じて、多彩な作物が畑を彩ります。法人としての設立は2014年です。
ゆめぴりか登場の8年前から、クリーン農業の先駆者
城地農産が特別栽培米に取り組み始めたのは2001年。ブランド米「ゆめぴりか」が世に出る8年も前から、農薬・化学肥料を北海道の慣行栽培の半分以下に抑えるクリーン農業を続けてきた、文字どおりの先駆者です。その先進的な取り組みは、農林水産省の優良事例にも選ばれています。
特別栽培米とは、化学合成農薬の使用回数を慣行の50%以下、化学肥料の窒素成分量を50%以下に抑えて育てられたお米のこと。城地農産は、過度な農薬・除草剤の散布を各1回以内にとどめ、その認定を受けています。
土づくりは「循環」から
城地さんが大切にするのは、「土づくりから始めて、健康な作物をつくっていく」という基本です。城地農産では、ホテルなどで出る食品残渣を有用微生物で処理した有機肥料を畑に還す「循環型栽培」を実践しています。捨てられるはずだったものを、土の力に変える。環境にやさしく、無駄を出さないこの姿勢は、ベルタマルシェが大切にする「無駄にしない」という考え方とも、まっすぐ重なります。
注文後に精米する「今摺り米」という責任
城地農産の大きな特徴が、収穫したお米を籾(もみ)のまま、おいしさを保つのに最適な温度・湿度で管理した低温貯蔵に眠らせ、注文を受けてから精米して直送する「今摺り米」というスタイルです。お米は精米した瞬間から酸化が進み、少しずつ風味が落ちていきます。だからこそ、注文ごとに籾を摺る。「自分が作ったものは、最後まで責任を持って届ける」——その想いから守り続けている届け方です。
育てている特別栽培米は、ゆめぴりか・ななつぼし・おぼろづき。なかでもゆめぴりかは、日本穀物検定協会の食味ランキングで最高位の特A評価を受ける品種で、令和6年産も特Aに輝いています。甘み・粘り・つやのバランスにすぐれた、北海道米の最高峰です。
地域とともに育つ——明るい農村ネットワークと農猿
城地農産は、自分たちの田畑を守るだけの農家ではありません。地域そのものを、ともに耕しています。
城地農産を率いる城地英紀さんは、地元の農家でつくる「南幌町明るい農村ネットワーク」の代表。仲間と力を合わせ、幻の白いとうもろこし「ピュアホワイト」を、生産者自らの手で全国へ届けています。
そして城地真吾さんは、南幌の20〜30代の農家や役場職員などが2016年に結成した若手チーム「農猿(のうえん)」の中心メンバー。「子どもたちが“農業ってかっこいい!”と憧れる故郷をつくりたい」という想いで、夏祭「野祭(やさい)」や農業体験、離乳食にも使える米粉などの加工品づくりに取り組んでいます。土を守り、地域を耕し、次の世代へ。城地農産のこだわりは、田んぼの外にも広がっています。
【ベルタマルシェスタッフより】
私たちも実際に現地へお伺いし、城地さん親子からたくさんのお話を聞かせていただきました。
おふたりの素敵な笑顔はもちろん、お米づくりへのこだわりや情熱に触れ、「農業は科学であり、マーケティングでもある」と感じる場面が数多くありました。
技術を次の世代へ継承しながら、さらに進化を続けようとする姿勢。そして、一粒一粒のお米に込められた妥協のないこだわりを知り、「このお米をぜひ多くの方に届けたい」と強く思いました。
今回お届けする「ゆめぴりか 特別栽培米」は、私たちがこれまで食べてきたお米の中でも、まさにNo.1と感じたお米です。
炊き上がりの美しい艶、口いっぱいに広がる甘みとうまみ、そして一粒一粒の存在感。



きっと、お米の概念が少し変わると思います。
よくある質問
Q. 城地農産はどこにありますか?
北海道空知郡南幌町にある米農家です。石狩川・千歳川・夕張川の3本の川に囲まれた田園地帯で、経営面積は82.6ha(東京ドーム約17個分)の大規模複合経営です。
Q. 城地農産はお米以外に何を作っていますか?
お米のほか、小麦・大豆、白いスイートコーン「ピュアホワイト」や黄色い「あまいんです」、数種類の無農薬ミニトマトなどを育てています。
Q. 「今摺り米(注文後精米)」とは何ですか?
収穫後のお米を籾のまま低温貯蔵し、注文を受けてから精米して直送する方法です。精米直後の、酸化前の新鮮な香りと味をそのまま食卓へ届けるための届け方です。
Q. 循環型栽培とは何ですか?
ホテルなどで出る食品残渣を有用微生物で処理した有機肥料を畑に還す、環境にやさしい栽培方法です。捨てられるはずだった資源を土の力に変えています。
Q. 特別栽培米とは何ですか?
化学合成農薬の使用回数と化学肥料の窒素成分量を、その地域の慣行栽培の50%以下に抑えて育てたお米です。城地農産は2001年からこのクリーン農業に取り組んでいます。
Q. 農猿(のうえん)とは何ですか?
南幌町の若手農家や役場職員などが2016年に結成した、農業の魅力を伝えるチームです。城地真吾さんが中心メンバーとして、夏祭や農業体験、米粉加工品づくりなどの地域活動を行っています。